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カーリダーサ グプタ朝時代の古典文化開花
カーリダーサがその下で活躍したグプタ朝は
チャンドラグプタ1世が、クシャーナ朝崩壊後分裂状態にあった
北インドにしだいに勢力を拡大し、創始した王朝である
2代王サムドラグプタは北インドの大部分を手中にし
南インドのパッラヴァ朝の領域にまで進攻している
つぎのチャンドラグプタ2世は西北インドを支配していたサカの勢力を破り
交易で繁栄する西インドを版図に加えて王朝の最盛期を現出した
この時代はサンスクリットを中心とした文芸の面にとどまらず
絵画、彫刻、建築など諸方面で今日にまでのこる傑作が生まれた
インド古典文化の黄金時代であった
王室は学問や芸術を熱心に支援し、多くの俊秀が宮廷を主舞台として活躍した
アジャンターの石窟僧院の壁面には、仏教的ならびに世俗的な
さまざまなモチーフの美しい壁画が描かれ
デーオガルやエーランではヒンドゥー教の最初期の逸品が造像され
マトゥラー地方では均斉のとれた肉体表現を特徴とする仏像つくられていた
当時の交易ルートの拠点に位置した諸都市はいずれも隠甄を極め
なかでも首都パータリプトラや第2の都ウッジャイニーの都市文化の
隆盛は名高かった
中国の東晋の僧法顕パータリプトラでの盛大な仏教の祭礼について
記述をのこしている
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